おじさんからの絵手紙
25年前かな
おじさんが倒れて意識が戻らず、とても怖い思いをしたの。
9歳年下の仲良しのいとこのことを考えて泣いたあの日。
数日後、めがさめ命の危険がなくなったおじさんは
麻痺が出た手足を動かし、懸命なリハビリを続けていました。
しかし医師からは「もうここまでです。」と宣告を受け、
障害者手帳を受け取りました。
それからは、住まいが遠いこともあり
ずいぶんと疎遠にしていましたが、
私の置かれているつらい状況をおばさんから聞いたようで、
今日、郵便受けに葉書が届いていました。
リハビリの一環ではじめた絵手紙。
とても美味しそうなかぼちゃの水彩画。
一生懸命かいたんだろな・・ミミズが這ったような字で
『あなたの幸せが一番大事』
と・・・
毎日暮らすのが必死の思いのおじさんからの優しい言葉に
涙があふれ、いろんな思いが巡りました。
つらい
と思うことは、なくなりはしないでしょう。
だけど、つらい、を忘れて元気でいることはできます。
おじさんに心配してもらうことなく
幸せでいられるように、
明るい努力・目の前のことからしっかりと
生きていこうと思います。
今日もいつもの一日でした。感謝です。