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日常が素敵であるために。見て聞いて、考えたことあれこれ

今日はミシンの日らしい

一日の最初に車を運転するとカーナビが今日は何の日かを教えてくれる。

 

今日はミシンの日だそうだ。

 

我が家にあるミシンは、我が家のミシンではない。

 

結婚して社宅に入って、最初にお友達になったのは

夫が就職したときにお世話になって意気投合した先輩ご夫婦。

その方たちも結婚と同時に奥さんがこちらにこられた。

私と同じく友達がなく、お互い必要あって仲良くなった。

当時奥さんは業務用だという立派なミシンを持ってきたものの、

全く使わないというので、暇な私が借り受けて好きに使わせてもらっていた。

そして今に至る。

そう、かりっぱなしなのだ。

 

もらっちゃったわけじゃない。

数年おきに「ミシンうちにあるよ」と知らせている。

でも「誰も使わないから置いといて」といわれる。

「そのミシンを置くための収納場所がないんだよね」とのこと。

 

私ももう、手作りをゆっくり楽しむ余裕もないので、少々邪魔なのだが、

だからといって返すわけにもいかない気がしている。

 

ミシンの日ということで、立派なものにもかかわらず

一切日の目を見ない気の毒なミシンについて書いてみた。

 

                           以上

 

 

 

 

このご夫婦とは23年間家族のような付き合いが続いている。

あちらの娘さんが保育園の頃は、フルタイムで働く奥さんの代わりに

お迎えに行くこともしばしば。娘さんからは最近まで「ごきげんママ」と

呼ばれていた。だから、必要な時は我が家に来てミシンを使って去っていくのだろうと思っている。