持ってる『ものさし』は人それぞれ
数日前、子どもが学校でしでかしたことについて話し合っていたところ
いやはや君はそんな風に考える人だったか
とまあ、予想外の見解を聞くこととなりました。
親としては道徳観・倫理観(ちょっと大げさですが)にかかわること、
しまったなあ・・・とおおいに反省しているところです。
3人の子育ては、それはそれは一生懸命にやってきました。
今も途中です。
3人とも同じ私の子どもではありますが、決して同じようには育てておらず、
ちょっとしたトラブルのときに、上記のようなことが起きるのです。
最初の子は間違いなく、しっかりしつけをしたんです。
次は男児ということもあって、少々雑に。
最後は・・・基本的なしつけは、もちろんしてきた。
けど、ひとつひとつ真剣に向き合ったのか?
親の思いを一つ残らず伝えきったのか?
さて、とたんに自信がなくなるのです。
末っ子気質でしょうか、要領よく可愛く大きくなってきて、
ちょっとのことが私のアンテナに引っかかりにくくなっていたのかもしれません。
だめだなあ・・・私。
だめだったなあ。
小さい頃は親の言うことはほとんど無条件に信用して受け入れていく子どもでありますが、もう一番下も中学生。今まで培ってきた経験をもとに自分の価値観、つまり物差しを持っていると思います。だから、一方的にこちらの物差しにあてて判断し、それを受け入れろというのは通用しないでしょう。
当たり前のことです。
それでも社会人として必要な、人間関係を円滑に作るためのスキルみたいなものは
教えて体験して会得していかなければなりません。
なので私は、親としてもう一歩成長しなくてはなりません。
私自身の物差しと子どもの物差しと、いわゆる世間の物差しとを上手に使いながら、
子どもが困らないように教え伝えるために。
まあ、気づけてよかったと思うことにしましょう。
それにしても人の価値観はさまざまで、ある事柄における感じ方は本当に多様です。
幸せのものさしではかる人もいれば、不幸せのものさしではかる人もいます。
基準がどこにあるかで、ものごとはまるにもばつにもなります。
他人のものさしについてとやかく言いませんが、
できればご機嫌・上機嫌で暮らしたいので
私のものさしはポジティブな物を持っていたいと思います。
毎日、修行ですね。