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日常が素敵であるために。見て聞いて、考えたことあれこれ

そのときの父の気持ち

元旦の朝

我が家では10時頃にお正月の食事を始めます。

一昨日は長男を除く4人での食事でした。

夫→私→長女→次男と順に今年の目標を言い

お屠蘇を飲んで、夫から次男にお年玉を渡しました。

すると長女からもお年玉が次男へ。

思いがけないことで、次男大喜び!

 

昨年も長女は社会人でしたが

弟たちにお年玉は渡していません。

初めてのことでした。

 

すると

「お父さんたちにも!」

と言って夫と私それぞれにお年玉をくれたのです。

いや、もう、ビックリです。

初任給で何か、とかもなかったものですから

感激しました。

私たちはそれを仏壇に上げ

「これは一生使えないよね!」

と言い合いました。

 

そのとき思い出しました。

 

父が(私の実父)

今は施設にいるのですが

5年前に実家(父の自宅)を処分しました。

事情があって、一人娘の私が一週間で荷物を選別しなければならなくなりました。

そのとき、仏壇の引き出しから袋に入ったままのお金がたくさん出てきました。

私から父と母へお年玉やプレゼントとして渡したものでした。

困ってたんだから使えばいいのに

と、少し腹立たしい気持ちすら覚えた当時の私。

 

使えなかったんだなぁ。有難くて。。。

 

今やっと分かりましたよ。

 

ほんと、分からないことばっかりです。

 

 

ごきげんでした。